【SDGsへの取り組み 沖縄】ビーチクリーンで自然への恩返し活動を。
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【SDGsへの取り組み 沖縄】ビーチクリーンで自然への恩返し活動を。
環境保全への取り組み、沖縄の美しい砂浜では、誰かが清掃活動している。
沖縄といえば、白く、美しい砂浜。。。。
沖縄旅行では欠かせない、心に残る美しい砂浜の風景。。。
私たちが自然体験ツアーをご案内しているフィールド、沖縄本島北部、やんばる東村は、人口が少なく、なんと約1,700人。人口が少ないため、天然の砂浜が美しく残る東村の風景。
ですが。。。
この写真は、2021年9月の沖縄本島東村での写真です。
南風が吹き始める夏になると、沖縄本島東海岸側では、南風にのって、多くの漂着ごみが砂浜へ流れ着きます。
リゾートエリアの多い西海岸側では、逆の季節で、冬に北風が吹くと、多くの漂着ごみが砂浜へ流れ着きます。
ん?
沖縄の砂浜ってとってもきれいなところがいっぱいありますよね。。。
砂浜の管理者の方々や、ボランティアの方々が定期的に清掃活動をしている場所だと、きれいな砂浜の風景が広がっています。
例えば、リゾートホテルの前の砂浜や、地域の方々の清掃活動、自然体験活動に携わる仕事の人たちの活動などです。
潮の流れの関係で、あまり海ごみが流れ着かない砂浜も中にはあるとは思いますが、目の前に太平洋、東シナ海に直面している沖縄本島での美しい砂浜は、「誰かが清掃活動をしている」ということが欠かせません。
砂浜をビーチクリーン活動で、歩き回っていて・・・気づくこと。
コロナ禍になり、お客様が少なくなり、たくさんの時間ができました。
パソコンに向かう仕事も多くなりましたが、誰かと接触せず、個人的に動き回ることができるビーチクリーン活動へ行く回数も多くなりました。
砂浜を歩き回っていると、考えさせられる点がたくさんありました。
①海ごみは、ほとんどが海からくる漂着ごみであること。
漁業関係のものはサイズが大きいので、かなり目立ちますが、それだけでなく、日常の私たちの生活から出てきたごみがかなりあります。
ペットボトル、食べ物のパッケージ、プラスチックの破片。
生活でのごみであり、海や砂浜で出るようなごみでは全くありません。別の場所、人が生活しているエリアから海へごみが流れ、それが砂浜へ流れ着いています。
私たちの生活を少しづつでも変えていこうという気持ちが、海のごみを減らすことに繋がると感じます。
②10年前に比べて、明らかに砂の量が減った場所があること。
カヤックツアーで海へ出ていくと、休憩の為、砂浜へ上がることがよくあります。
10年前は、砂がたくさんあり、カヤックから安全に降りることができていた砂浜のポイントが、
今では、砂がなくなり、砂の下の岩が見え、カヤックから降りることが難しい場所になっていることを感じます。
このような場所は1か所だけでなく、何か所も見られます。
東村の地域の方からのお話で、
「昔はね、ここに大きな砂浜があったんだよ。それが、護岸整備されて、砂浜がなくなって。
その後、慶佐次川の川の中に大量に砂が溜まるようになってね。」
というお話を聞いたことを思い出しました。
護岸整備で砂浜がなくなり、今までその砂浜にたまっていた砂が別の場所へ動き、また、潮の流れが変わることで護岸整備したところ以外の砂浜の砂がなくなってしまうことがあるのです。
③10年前は見られなかった外来種の植物が砂浜にみられること。
アメリカネナシカズラ。調べてみると、
沖縄県対策外来種リストでは、防除対策外来種(沖縄県に定着しており、生態系に影響があると考えられる外来種)に指定されているようです。
一面に。。。。(゜o゜)
他の植物に寄生し、巻き付いて、栄養をとって生きています。
下にある、グンバイヒルガオや、ハマゴウが巻き付かれ、茶色く枯れているのが見られました。
継続は力なり。私たちにできることは、小さなことだけど、続けること。
そして、2022年6月現在の砂浜がこちら↓
やんばるエコフィールド島風のSDGsへのチャレンジ↓
「【SDGsへの取り組み 沖縄】外来種防除作業への参加で、東村の今ある風景をいつまでも守りたい。」はこちら>>>
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※沖縄県カヤック・カヌー協会認定ガイドが案内しています。
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