沖縄の伝統木造船「帆かけサバニ」造船REPORT⑦
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沖縄の伝統木造船「帆かけサバニ」造船REPORT⑦
浮力体(アウトリガー)を付けるための横棒をつけます

2017年9月22日
アウトリガーとは、船体の外につけ、船の安定性を増し、転覆を防止するための浮力体のこと。昔の漁師さんは、アウトリガーなしで操船をしていました。高い高い操船技術です。
アウトリガーを付け、安定性を増したサバニは、初めてサバニに乗る方も安心して乗れ、たくさんのお客様の笑顔を生み出すはず。現代のスタイルに合わせて、変化していく部分と、変わらない部分も大切にしながら、ツアーを行っていきます。
人が座るところ「ざしか」

2017年9月25日
人が座るところ「ざしか」を作ります。本来のサバニのスタイルは、サバニの中にある「ゆかもち」という突起部分にざしかを固定しますが、私たちのサバニスタイルは「お客様とのツアー」が主になってきますので、できるだけ、幅広く、座りやすい形を目指し、サバニの縁までざしかの高さを上げます。座る位置を上げたことによる、重心の高さの不安定さは、アウトリガーを付けることによりカバー。
サバニの顔が引き締まる、「かぶい」

2017年10月7日
かっこいいカブイが付きました^_^この部分は、アンカーロープを通したり、マストを置いたりと様々な役割りがあります。
これが付いたので、顔が引き締まり今まで以上にかっこよくなりました。この後は、皆様をお迎えするだけです。と、言いたい所ですが、オイル塗りが残ってました。もうそろそろ乗れますよ。
仕上げ作業、油塗りをします

2017年10月12日
ラスト作業、油塗りです。外側も内側も、艤装品にもすべてに塗ります。紫外線にも強く屋外用の木材のオイルを使用しています。
待望の帆かけサバニ「島風」進水式

2017年10月15日
ついに進水式。たくさんの方々への感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございました。さぁ、サバニ人生のスタートです。やるしかない。今後この太平洋で帆掛けサバニを見かける事が増えて来ると思いますので、応援お願い致します。

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