美ら海水族館・古宇利島から近く、沖縄マングローブカヌー・カヤックなら慶佐次川(げさしがわ)!見られる植物まとめ
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美ら海水族館・古宇利島から近く、沖縄マングローブカヌー・カヤックなら慶佐次川(げさしがわ)!見られる植物まとめ
そんなお客様からの声にお答えしようと、私たち「やんばるエコフィールド島風」がご案内している、沖縄本島北部慶佐次川(げさしがわ)マングローブカヌー・カヤックツアーの魅力をご紹介。
マングローブって何?
「そもそも、マングローブとは??」
マングローブとは、海水と淡水が混じり合う汽水域に生息する植物たちの集まりのこと。木の名前ではありません。森のひとつの種類を表しているのです。あれ??塩水に浸かってしまう植物たち。なぜ生きられるのでしょう。
塩水に浸かっていても、生きられる様、様々な技を持つ植物たちなんです。
技①根は水に長い間浸かっていると腐ってしまうので、ちょっと外に出しておこう。【呼吸根】

あぁ、マングローブの中ってこういう木だよね。。。というイメージ通りの形ですね(o^―^o)「ヤエヤマヒルギ」という名前の木です。
ダラリと上から下へ垂れ下がる茶色い部分は根。枝ではありません。全ての根を土の中へ入れてしまうと、水に浸かっている時間が非常に長くなり、腐ってしまうので、こうして、外へ出して伸びていく形をしています。この部分を呼吸根といいます。

あれ??上から垂れ下がる根がありませんね。「オヒルギ」という名前の木です。呼吸根はないのでしょうか?
いいえ。ありますよ。オヒルギの呼吸根は、こんな形をしています↓

地面から、20cmくらい、ぴょこっと突き上がっていますね。

↑これは、「メヒルギ」という木の根です。板のように平たく立ち上がっていますね。
呼吸根は、長く、高い位置にたくさんあればあるほど、水に浸かる時間が短くなります。長い呼吸根を持つヤエヤマヒルギは水辺に近く、満潮時に深くなるところに生息できます。
慶佐次川のヒルギたちは、全て自生。川の水深に合わせて、深いところにはヤエヤマヒルギ、浅いところにはオヒルギやメヒルギというように住みわけが見られます。「あれ??きれいに並んでいるね。誰かが植えたの?」と、よくお客様に聞かれるくらいです。
しっかりと木の特徴が表れてくる自生林ならではの場所ではないでしょうか(^^♪
技②ちょっとフライングして、木の上で種から発芽?!【胎生(たいせい)】

「下に毎日海水が入ってきたり、ひいていったり。どうやって成長していくんだろう?」
種ができて、それが地面に落ち、発芽する。その方法だと・・・。小さな種が下に落ちても、水が下にあり、しかも海水なので、土に根付くのは難しそう。。。
ヒルギの成長の方法は、ちょっと不思議。種ができて、木にまだ種がついたままで発芽し、芽がでてきます。「胎生」と呼ばれている方法です。
芽が25cmくらいになると、落ちます。水に落ちたとしても浮いて漂流して運ばれ、浅いところなどで土に触れると根が土に入っていき、少しづつ根付いていきます。小さな種の状態で落とすのではなく、少し大きく成長させてから落とすことは、過酷な環境下でも成長していける技となっているのです。

いかがでしたでしょうか?
慶佐次川マングローブカヌー・カヤックツアーでは、ガイドがお客様を先導したり、並走したりしたりするスタイル。島風は他社よりもカヌーの最大艇数を1艇減らし、最大4艇まで。マングローブのいろいろな発見や、不思議をどんどんガイドに聞いてみてくださいね(*’ω’*)
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